全世界を席巻したインドネシア発アクション映画『ザ・レイド』シリーズ主演のイコ・ウワイスが新たなアクション映画の歴史に名を刻む。第41回トロント国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに数多くの世界の映画祭で絶賛され、フランスで開催された第22回エトランジュ映画祭において、最高作品賞にあたるグランプリを受賞した。世界の30カ国以上での公開も決定し、先駆けて2016年12月に公開されたインドネシアでは、75万人(2017年1月現在)を超える動員を記録し、現在も大ヒット上映が続いている。

 

『ザ・レイド』の世界的成功を受けて、出演した『スターウォーズ/フォースの覚醒』を筆頭にハリウッドからの注目も高く、アジアを代表する俳優として世界で評価が高まるイコ・ウワイスが、頭部に銃弾が残る記憶を失った難しい役回りを見事に演じ、アクションスターとしてだけでなく、役者としての魅力を存分に発揮している。さらに『ザ・レイド』の続編『ザ・レイド GOKUDO』でハンマーガールを演じたジュリー・エステルやベースボールバットマンを演じたヴェリ・トリ・ヤリスマンも再び共演し、イコとの激しいアクションを繰り広げる。

 

監督を務めるモー・ブラザーズ(ティモ・ジャヤント、キモ・スタンボエル)は『マカブル 永遠の血族』、日本・インドネシア合作作品『KILLERS/キラーズ』を経て、今作で圧倒的な映像演出に磨きを増している。さらにイコが持つ唯一無二のスキルを最大限に活かした強烈なアクション描写と“愛する人を守る”ために戦う男の悲哀を盛り込んだドラマティックな演出で、王道映画を作り上げている。

 

『ザ・レイド』シリーズの成功と『KILLERS/キラーズ』で築き上げた国際的な評価を受け、本作は日本、インドネシアにシンガポールを加えた国際共同製作作品として製作されている。成長著しいインドネシアのローカルマーケットだけでなく、“全世界のマーケットで戦える作品”として製作され、今後の国際共同製作の道標として、大きな注目を集めている。

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海辺で一人の男が瀕死の状態で発見される。その男の頭部には銃弾が撃ち込まれていた。2カ月後、男は突然目覚めるが、自分の身元や過去、名前といったすべての記憶が失われていた。若手女医アイリンの治療により少しずつ回復し、イシュマエルと名付けられた男は次第にアイリンと惹かれあっていく。その頃、インドネシア最大の犯罪組織を率いるリーは、死んだはずの“男”が生きていることを知り男の元に追っ手を送りこむ。イシュマエルを誘い出すためにアイリンは組織に誘拐されてしまい、イシュマエルはアイリン救出のためリーのアジトに乗り込んでいく。次から次に送りこまれる最強の刺客たちとの激しい戦いの中、イシュマルの記憶が徐々に蘇っていき過去の謎が解き明かされていくのだが―。

イコ・ウワイス

イコ・ウワイスはインドネシア人の俳優、スタントマン、ファイト・コレオグラファー、武道家。主演作『ザ・レイド』(2011)でアクション俳優として名を広め、その後、『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』(2013)で国際的な作品へのデビューを飾った。『ザ・レイド』の成功を受け、その続編のギャレス・エヴァンス監督作『ザ・レイド GOKUDO』で再び主演を務めたほか、アクション・コレオグラファーも担当した。また、ハリウッド映画『Beyond Skyline』(ポストプロダクション中)や伝説的なスター・ウォーズ・シリーズの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)にも出演している。

チェルシー・イスラン

インドネシアのバンドNoahの「Tak Lagi Sama」のミュージックビデオにモデルとして出演したのをきっかけに、国内のエンターテインメント業界で注目を集め、キャリアをスタートさせた。ミュージックビデオの彼女の演技を見た芸能事務所から養成コースに誘われ、参加することになる。舞台での演技経験があり、基本的な演技スキルは身につけていたので、養成コースでは特に困難はなかった。2015年には、『Dibalik 98』、『Guru Bangsa: Tjokroaminoto』、『Love You.. Love You Not』、『3 Srikandi』の4本の映画に出演した。

サニー・パン

シンガポール人の俳優。武道家、アクション監督、ファイト・コレオグラファーとしても活躍する。シンガポールのMediacorp Channel 5で放送された人気ドラマ「Code of Law」など、これまで多数のテレビドラマや長編映画に出演している。出演した映画作品には、『The Collector』(2012)、『Claypot Curry Killers』(2011)、『Call If You Need Me』(2009)、『Lucky 7』(2008)、『My Magic』(2008)、『One Last Dance』(2006)、『メイド 冥土』(2005)、『Perth』(2004)がある。また、スタントチーム「Ronin Action Group」を主宰し、PropGuns.sg.の共同オーナーでもある。

ジュリー・エステル

インドネシア人のモデル、女優。1989年1月、ジャカルタ生まれ。15歳の時に映画デビューを果たす。それ以降、『Alexandria』(2005)、インドネシア国内で大ヒットを記録したホラーシリーズ『呪歌<未>』(2006、2007、2008)、『Selamanya』(2006)、『マカブル 永遠の血族<未>』(2009)、『Aku Atau Dia?』(2010)、『Cowok Bikin Pusing』(2011)、『Brokenhearts』(2012)、『ザ・レイド GOKUDO』(2013)、『Filosofi Kopi』(2015)、『Firegrate』(ポストプロダクション中)など、多数の長編映画に出演。MTVインドネシア・アワードでMost Favorite Rising Starにノミネートされた。

監督 モー・ブラザーズ

(『マカブル 永遠の血族』『KILLERS/キラーズ』)

ティモ・ジャヤント、キモ・スタンボエルという実は血縁ではない親友二人組。2002年オーストラリアで通ったSCHOOL OF VISUAL ARTS映画学校で出会い、コンビを結成。2009年、『マカブレ 永遠の血族』が世界でカルト的に人気を得て、同年の韓国プチョン映画祭で最優秀女優賞をはじめ、シッチェス 映画祭など数多くのファンタスティック映画祭に招待された。北村一輝が主演した日本/インドネシア合作映画『KILLERS/キラーズ』(2014年)が同年のサンダンス映画祭でのプレミアを皮切りに世界20カ国以上で公開された世界注目の若手クリエーター。

 

脚本 ティモ・ジャヤント

(『KILLERS/キラーズ』)

 

音楽 ファジャ・ヤスキマル、アリア・プラオギ

(「ザ・レイド」シリーズ、『KILLERS/キラーズ』)

 

アクション ウワイス・チーム

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都道府県    劇場                電話番号         公開日

北海道  ディノスシネマズ札幌劇場  011-251-6665  上映終了

東 京  新宿武蔵野館        03-3354-5670  上映終了

東 京  キネカ大森         03-3762-6000  上映終了

神奈川  横浜ニューテアトル     045-261-2995  上映終了

愛 知  シネマスコーレ       052-452-6036  上映終了

大 阪  シネ・リーブル梅田     06-6440-5930  上映終了

京 都  京都みなみ会館       075-661-3993  上映終了

兵 庫  cinemKOBE        078-531-6607  上映終了

岡 山  岡山メルパ         086-221-0122  上映終了

広 島  横川シネマ         082-231-1001  7/22

製作:Screenplay Infinite Films、Surya Citra Media、アミューズ、日活

配給:アークエンタテインメント 宣伝:アティカス

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